安産灸ってどんなもの?
安産灸とは、安定期に入ってから出産までの間、行うお灸のことです。お腹の中の赤ちゃんが健やかに育つために、そしてスムーズなお産をむかえるためにお灸をしていきます。
お灸をすることで子宮や臍帯の血流量が上がり、胎児への栄養状態が良くなります。
治療のペースは月1回。治療の日以外は、ご自宅でお灸をしてもらいます。9ヶ月になったら2週間毎、 臨月になったら週1回に増やしていき、お産に備えます。
妊娠初期 (妊娠4週~15週) |
妊娠維持 流産防止 つわりの軽減 胎盤を育てる |
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妊娠中期 (妊娠16週~27週) |
育胎 切迫早産予防 腰痛 肩こり 便秘 |
妊娠後期 (妊娠28週~) |
逆子灸 腰痛 肩こり 便秘 |
臨 月 (妊娠37週~) |
出産準備 安産力アップ仕上げ 予定日超過の陣痛促進 |
産 後 | 産後の回復 母乳 骨盤調整 |
そもそも安産ってどういうこと?
「安産」の定義はありません。もっとも多い概念は「陣痛に苦しむ時間が短い方が安産」とか「自然分娩で何のトラブルもないから安産」とかそんな感じでしょうか。
しかしよく考えてみてください。ママにとって一番に願うことはなにか?赤ちゃんがスクスクと育ち、健康で生まれてきてくれることではないですか?
ですからママも赤ちゃんもトラブルなく無事にお産を終えられれば、「安産」と言えるのではないでしょうか?
とはいえ、やはり出産にかかる時間や苦痛はもっとも不安なことのひとつですよね。
出産は妊娠中から始まっている!
出産は、妊娠中どのように過ごすかで大きく変わってきます。
例えば運動不足で出産にのぞむと本当に大変です。
出産にはある程度の筋力が必要になってくるからです。妊婦さんにはよくウォーキングやスクワットがすすめられていますよね。赤ちゃんを子宮の中から産み出す力 「娩出力」 がつきます。
また妊娠中は、赤ちゃんをお腹の中にキープするのに支えていなければなりません。筋力がないと支える力も弱いので、切迫早産にもなりやすくなりま す。
当たり前ですが、赤ちゃんの栄養はママからもらっています。
貧血やたんぱく質不足など何かの「不足」があれば赤ちゃんの成長に支障をきたしますし、逆に糖分や脂肪分など何かの「摂りすぎ」があれば赤ちゃん の健 康に問題が出ます。
赤ちゃんの問題だけでなくママの身体に関しても、体重管理はもとより妊娠高血圧や出産時の出血量など妊娠中の食生活が大きく関わってきます。
まずはストレスを避け穏やかに過ごすというのが基本です。
「嫌だな」と思うことでなくても忙しくしているのはいけません。夫婦げんかをすると胎動が減る、というのを経験したママさんも多いはず。ストレスを受ければ血流量は減りますし、その分、赤ちゃんへの栄養も行き届かなくなります。
逆にお腹の中で「赤ちゃんを育てている喜び」や「赤ちゃんが生きている喜び」、「早く会いたいなぁ~」という期待などを感じているママのほうが出産が 軽くすむ傾向があります。ママの気持ちは赤ちゃんにも伝わります。
安産灸でママと赤ちゃんのカラダづくり!
安産灸をすることで便秘やむくみ、お腹の張りなどのマイナートラブルを解消し、母体としてのママの身体をととのえ、お産に備えます。
基本となるのは「三陰交」です。臍帯への血流量を増やし、赤ちゃんへの栄養を促します。また、子宮の血流量を増やし、赤ちゃんの育つ環境をととのえます。
当院での施術のあと、ご自宅でも続けられるように丁寧に指導しますので、是非おうちでもやってみて下さい。
また、妊娠中は便秘になりやすくなりますよね。赤ちゃんの育つ環境として、お腹の中はやはりととのえておきたいものです。
便秘の代表的なツボは「神門」です。お薬に頼る方も多いと思うので覚えておくと便利ですね。
当院で治療する際には、ほかにも全身の気をめぐらせるツボ、健胃作用のあるツボ、腰痛予防のツボなどなどいろいろ加えていきます。
料金
初診料 | 3000円 |
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治療費 | 6600円 |
逆子灸 | 5500円 |
セルフ灸(自宅用) | 2500円 |
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